時事通信 2017/06/19-18:05

ロッテグループ創業者の重光武雄ロッテホールディングス(HD)名誉会長(94)が取締役を退任することが19日、分かった。24日に開催する定時株主総会に諮る取締役の選任議案から武雄氏が外れた。
日韓にまたがる巨大企業グループを築いた経営者が一線を退く。

ロッテHDは取締役選任議案で、現在の取締役9人のうち、次男の昭夫副会長ら8人の再任を提案している。
武雄氏は94歳と高齢で、韓国の裁判所は今月、事務処理能力に問題があり、後見人が必要との決定を下した。これを受け、武雄氏が取締役を続投できるかどうか検討していた。

http://www.jiji.com/jc/article?k=2017061900891&;g=eco