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2017/06/20(火) 01:29:05.11ID:CAP_USER92006年に発表された慢性機能性便秘症の国際的診断基準によれば、「排便頻度が3日に1回以下」「便失禁がある」「便を我慢することがある」「排便時に痛みがある」「便が硬い」「トイレが詰まるくらい大きな便がある」といった条件のうち、2つ以上に合致する人を「便秘状態にある」と定義できるとのこと。
この定義のもと調査したところ、小学生の子どものうち、16.6%が便秘状態にあり、さらに20.7%が便秘予備軍にあたることが分かった。
加えて、便秘状態にある子どもを都道府県別に見てみると、和歌山県が24.0%で全国1位となり、次いで「静岡県」(23.1%)、「群馬県」「長野県」(共に22.1%)、「鳥取県」(21.5%)と続いている。
また、便秘状態の子どもは、そうでない子どもに比べ、「睡眠時間」「規則正しい食生活」「日頃の遊びの時間」「日頃の運動の時間」「野菜の摂取」「食物繊維の摂取」などについて、正しい生活習慣ができている割合が下回っていることも分かった。
調査結果について、さいたま市立病院小児外科部長の中野美和子先生は「排便に関しては、小児期の便秘は思春期以降に改善する可能性もあるが、そのまま持ち越すことも、特に女児では多く、一定以上の悪化は、深刻な結果をもたらすこともある」と指摘。
「便秘状態と判断された児童は、便秘症という病気であり、病気としての認識も必要で、まず生活習慣調整を試み、1カ月程度で改善傾向がなければ、医療機関に相談することが望ましい」とコメントしている。
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