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【CPU】新MIPSコア、Mobileyeの「EyeQ5」に搭載へ 事業は売却される方針だが[6/20記事] [無断転載禁止]©2ch.net
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2017/06/20(火) 18:38:52.83ID:CAP_USER9
http://eetimes.jp/ee/articles/1706/20/news034.html

(1/2)
http://image.itmedia.co.jp/ee/articles/1706/20/mm170619_mips1.jpg

Imagination Technologies Groupが、64ビットのCPUコア「MIPS I6500-F」を発表した。同社は2017年5月に、MIPS事業を売却する方針と発表していて、今回の新製品はImaginationにとって重要な鍵を握るものとなりそうだ。


新しいMIPSコアを発表


 Imagination Technologies Group(以下、Imagination)は2017年6月13日(英国時間)、高性能のマルチスレッドCPU IP(Intellectual Property)「MIPS I6500-F」を発表した。機能安全を必要とする車載および産業用途向けアプリケーションに不可欠な、MIPSコアを開発する同社の取り組みにおいて、重要な鍵となる製品だといえる。

 ImaginationのMIPS事業部門でビジネス開発担当シニアマネジャーを務めるTim Mace氏は、EE Timesのインタビューに応じ、「MIPS I6500-Fは、演算能力および性能の大幅な向上を実現する。ARMなどの競合企業のCPUプロセッシングコアの出荷数は増加しているが、そのほとんどが組み込みシステムでの利用のみに限られている。しかしMIPS I6500-Fは、こうしたコアとは一線を画す」と説明する。

 Imaginationは最近、GPUコアをめぐりAppleと裁判外紛争解決手続を行い、生き残りをかけた戦いを繰り広げる中で、MIPS事業を売却する決断をしていた。それでもImaginationは、MIPS事業の目標実現に向けた取り組みを失速させなかったのだ。MIPS I6500-Fの使命は、同社のMIPS製品ポートフォリオに新しい風を吹き込むことにある。

 I6500-Fの開発チームは、「機能安全を必要とする強力な計算集約型システムに不可欠な、新しい世代のSoC(System on Chip)を実現する」という目標に向かって開発を進めてきた。

 MIPS I6500-Fは、Mobileye(Intelによる買収が間もなく完了予定)が2018年にサンプル出荷の開始を予定しているSoC「EyeQ5」の中核を担うことが分かっている。EyeQ5は、処理能力が12T(テラ)FLOPS、消費電力が5W未満であることから、BMW、Intel、Mobileyeが共同で開発中の自動運転車向けプラットフォームを駆動する、主要なSoCの1になるとみられている。

ヘテロジニアスなアーキテクチャをサポート可能

http://image.itmedia.co.jp/ee/articles/1706/20/l_mm170619_mips2.jpg
「MIPS I6500-F」の概念図  出典:Imagination Technologies Group
 MIPS I6500-Fは、現在広く普及しているMIPS I6500 CPUをベースとしている。MIPS I6500 CPUは、マルチスレッド処理やマルチコア、マルチクラスタ処理によって、組み込みからクラウドまで拡張可能な、64ビットCPUである。

 Mace氏は、「MIPS I6500-Fは、マルチスレッド処理が可能なマルチコアMIPS CPUのヘテロジニアスなクラスタを最大64個まで拡張可能な性能を備えることから、ヘテロジニアスコンピューティングアーキテクチャにおいて動作するCPU向けとして理想的だ」と説明する。

 例えば自動運転車は、AI(人工知能)を活用するために、高性能CPUと独自開発のハードウェアアクセラレーションユニット(GPUやFPGA、専用ハードウェアなど)の両方を搭載するシステムを実装することになるとみられている。MIPS I6500-Fは、このようなヘテロジニアスコンピューティングを使用するための機能を備えている。

 米国の市場調査会社であるABI Researchでマネージングディレクター兼バイスプレジデントを務めるDominique Bonte氏は、「Imaginationが強調しているように、マルチスレッディングと仮想メモリの共有は、CPUとAIハードウェアアクセラレーターの間に位置するヘテロジニアスアーキテクチャでの通信をサポートする上で、重要な鍵となる」と指摘する。

 またMace氏は、I6400およびI6500のL2キャッシュとコヒーレンシマネジャーの長所について、「IOCU(I/O Coherence Unit)は、低遅延とアクセラレーター専用の接続を実現し、共有仮想メモリ(SVM:Shared Virtual Memory)は、アクセラレーターとCPUを、より高速、高効率で接続できる」と説明している。

http://image.itmedia.co.jp/ee/articles/1706/20/mm170619_mips3.jpg
MIPS I6500-Fのブロック図 出典:Imagination Technologies Group

(中略)

【翻訳:田中留美、編集:EE Times Japan】
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2017/06/20(火) 18:39:27.09ID:CAP_USER9
(中略部分)

http://eetimes.jp/ee/articles/1706/20/news034_2.html

Mobileyeとの協業

 Imaginationによれば、I6500-Fは、ASIL B(D)の要件を満たすという。“ASIL B(D)”とは、どういう意味なのか。Mace氏は、「I6500-FのIPがSoCに搭載され、製品として顧客に提供されるようになるころまでには、ASIL Dに準拠できるようになっているだろうと予測しているからだ」と説明する。
http://image.itmedia.co.jp/ee/articles/1706/20/mm170619_mips4.jpg
ASIL B(D)に準拠する機能(クリックで拡大) 出典:Imagination Technologies Group
 MIPSチームの機能安全に関する取り組みは、他社との連携なしに進められてきたわけではない。ImaginationとMobileyeは、Mobileyeが最初にADAS(先進運転支援システム)向けSoC「EyeQ4」を開発した当初から、安全性に関する協業関係を構築してきた。EyeQ4は、プロセッサコア「MIPS interAptiv」と、ソフトウェアのセルフコアテスト機能を備えたCPU「M5150」を搭載し、ASIL Bに準拠している。

 MobileyeのビジョンSoCはこれまで、専用アーキテクチャを使用しているために閉鎖的過ぎるという点で、競合メーカーや顧客企業から批判を受けてきた。

 しかし興味深いことに、ImaginationはMIPS I6500-Fを発表する際、「MIPS I6500-FをベースとしたMobileyeの次世代SoC EyeQ5は、オープンソフトウェアプラットフォームとなる予定である。そのため、顧客企業は独自のアルゴリズムを採用することが可能だ。ハードウェア仮想化などのMIPSアーキテクチャ要素によってサポート可能な性能を実現できる」と主張している。

http://image.itmedia.co.jp/ee/articles/1706/20/mm170619_mips6.jpg
MobileyeのElchanan Rushinek氏
 Mobileyeでエンジニアリング担当シニアバイスプレジデントを務めるElchanan Rushinek氏は、MIPS I6500-Fが発表された際に、報道向け発表資料の中で、「MIPS I6500-FがASIL B(D)に準拠しているという点は、EyeQ5の高い安全性を確保する上で、重要な鍵となる。I6500-Fは、CPUとビジョンアクセラレーターとの間で完全なキャッシュコヒーレンシを確保することにより、ヘテロジーニアスコンピューティングに向けた理想的なプラットフォームを実現できる。それだけでなく、スレッド間通信などの独自機能によって、リアルタイム性能も高められる。MIPSのマルチスレッドCPUは、EyeQの性能や効率、安全性の大幅な向上を実現していく上で、重要な役割を担っている」と述べている。

ルネサスとTIがライセンシーになる可能性も?

http://image.itmedia.co.jp/ee/articles/1706/20/l_mm170619_mips5.jpg
「EyeQ5」のブロック図 出典:Mobileye
 もしMIPS I6500-Fが、Mobileyeが近々発表を予定しているEyeQ5の成功実現への鍵を握っていると実証された場合、自動車市場の中ではどの企業が、このMIPSの時流に乗ろうとするだろうか。

 Bonte氏は、「ルネサス エレクトロニクスとTexas Instruments(TI)が、ライセンシー(ライセンス使用者)に加わるのではないだろうか」と推測する。

 一方のMcGregor氏は、懐疑的な見方をしているようだ。「自動車市場は非常に競争の激しい市場であるため、ほとんどの半導体メーカーが、NVIDIAの『Drive PX2』やNXP Semiconductorsの『Bluebox』のようなプラットフォームへと移行している状況にある」(同氏)

 McGregor氏は、「プロセッサだけがシステムを作るのではない。アクセラレーターやAIフレームワーク、開発ツールの重要性が高まる中、MobileyeとIntelは既に、これらの大半を手に入れているが、他の企業にとっては、こうしたリソースなしにI6500-Fを活用することは、非常に難しいかもしれない」と説明する。

 また同氏は、「I6500-Fや他のプロセッサアーキテクチャを採用する可能性が高いのは、OEMの他、プラットフォームレベルで半導体メーカーと競合関係にある車載システムメーカーなどではないだろうか」と付け加えた。
0003名無しさん@1周年
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2017/06/20(火) 18:47:02.66ID:yP9VFbrH0
RISCじゃないCPUは滅びる、そんなふうに考えてた時代も俺にもありました
0004名無しさん@1周年
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2017/06/20(火) 18:53:33.40ID:nmIMcI1C0
インケルとアムドがクロック数争いしてるうちにいつの間にか消えちゃったね。RISC。
0005名無しさん@1周年
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2017/06/20(火) 18:55:20.35ID:oNGtZXG20
intelが買えば良いと思うが、やはり無駄な投資になるのかな
0006名無しさん@1周年
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2017/06/20(火) 18:56:26.27ID:oNGtZXG20
>インケルとアムドがクロック数争いしてるうちにいつの間にか消えちゃったね。RISC。
0007名無しさん@1周年
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2017/06/20(火) 18:56:51.68ID:gNxDiSRn0
気になって色々調べてみると面白いな
Imagination TechnologiesはアップルにGPU(PowerVR)を
供与することで稼いでたけどアップルから「近いうちに取引
を打ち切るよ」と通告されて揉めてるんだな

その一方この記事にあるMIPS事業は切り捨てるんだとさ
0008名無しさん@1周年
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2017/06/20(火) 19:12:13.40ID:TGs4AfVz0
モービルアイは今までSTマイクロと共同で開発してたけど、インテルに買収されてどうすんの?
eyeq5のチップ作れるのかね、仮にも敵同士なのに
0010名無しさん@1周年
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2017/06/20(火) 19:58:34.09ID:zTqjcRqc0
今のMIPSはP-Class、I-Class、M-Classとあって
P-Classはハイエンド
I-Classはミドルレンジ
M-ClassはMCU向け

このうちI-Classはハードウェアでマルチスレッドに対応してて
スレッドを生成したり切り替えたりするためのCPU命令を持ってて
レジスタセットもサポートするスレッドの数だけ持ってて
スレッド数に制限はあるが高速にスレッド切り替えが可能
去年、このハードウェアマルチスレッドが目的でデンソーがMIPSと提携したという話があったが
その後、トヨタが自動運転でNVIDIA陣営に加わったわけだけどどうなるんだろうか

CPUコアはARMだけじゃない、デンソーとイマジネーションテクノロジーズが共同研究
http://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1611/15/news043.html
0011名無しさん@1周年
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2017/06/20(火) 20:27:40.58ID:zTqjcRqc0
MIPSはR6で命令セットが新しくなった
R5以前の命令の使用頻度が低い命令を削除して、新しい命令を追加したのがR6
MIPSはR6とR5以前とでバイナリ互換性がない
今のMIPSがライセンスしてる64bitコアはすべてR6のバージョン
64bitコアとしてはI-ClassのI-6400、I-6500、P-ClassのP06600がある

MCU向けの32bitコアであるmicroAptiv、M-5150、M-6200、M-6250は
MIPSの命令セットとARMのThumb-2に対抗したmicroMIPSという命令セットの
両方を持っててコード量を削減できる仕様になってる
MIPS命令とmicroMIPSは
microAptiv、M-5150はMicrochipのPIC32シリーズのCPUコアとして使われてる
M-6200、M-6250は新しいMIPS32R6仕様のMCU向けCPUコア

ARMのTrustZone対抗としてMIPSではOmniShieldという技術も持ってる
http://special.nikkeibp.co.jp/atcl/TEC/15/110500031/part1/
0012名無しさん@1周年
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2017/06/20(火) 20:29:43.64ID:SROT0AjN0
俺のcobalt qube2はまだ現役。
自宅鯖として余生を送ってるぞ。
0013名無しさん@1周年
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2017/06/20(火) 20:37:57.45ID:zTqjcRqc0
microMIPSとMIPS命令の切り替えは
ARMのCortex-AシリーズでARM命令とThumb-2を切り替えるのと同じように
ジャンプ命令で切り替えが可能
0014名無しさん@1周年
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2017/06/20(火) 20:43:14.20ID:kfysFG9n0
GRピーチみたいな組込で出して欲しいな。
ARMは好きになれない。
0017名無しさん@1周年
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2017/06/20(火) 23:22:07.77ID:op0uyUJo0
今やソフトバンクARMが世界を制しつつあるからな
0019名無しさん@1周年
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2017/06/22(木) 12:10:30.93ID:NNnGvLFX0
>>12
俺のはNTT仕様のQUBE3だぜ
0022名無しさん@1周年
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2017/06/23(金) 19:54:26.80ID:lnqOHjb90
Imaginationがグループ全体の“身売り”を検討
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1066786.html
> Imaginationは、5月4日にMIPSおよびEnsigma事業の売却を発表していたが、
> この数週間のうちにいくつかの会社から、
> グループ全体を買収したいという提案があったという。
> 同社全体の身売りについて、すでに英国の民間自主機関であるテイクオーバー・パネルと合意を得ている。
> 同社の買収に興味のある企業は、機密保持契約のもと談合が進められることとなる。

これってMobileyeのEyeQにMIPSが使われているから
Mobileyeを買収したIntelが入ってる可能性もある
もしくは中国の半導体メーカーかもしれない
中国科学院がLoongsonを作ってるし
Ingenic SemiconductorがXburstというMIPSコアを作ってる
0023名無しさん@1周年
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2017/06/24(土) 01:51:01.64ID:VvyU8HLZ0
MIPSのライセンス会社→身売り Mobileye(製造会社)→Intelに買収
MIPS消滅カウントダウンだな
0024名無しさん@1周年
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2017/06/24(土) 02:05:43.33ID:81uprCLk0
ネタがないからってこんなの持ってこなくても
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