http://www.ivf.co.jp/?p=4584

日本産科婦人科学会の不適切な「処分」について

体外受精に際して受精卵の染色体全
部の数を調べて、着床しない、ある

いは流産しやすい事が明らかな受精
卵を避けて、着床しやすくて流産し

にくい受精卵を子宮に戻す事は、世
界的に実施されており、その有効性
は多数の権威ある論文で証明されて
います。妊娠しやすくて流産しにく
い治療を受けることは患者様の基本
的人権です。
患者様の基本的人権を尊重して医学
的に正しい治療を実施した事を理由
に処分をするなどと言うことは常識
的にはおよそ考えられない事態で、
日本産婦人科学会が世界の医療から
孤立して、閉鎖的体質に陥っている
ことを自ら公表したようなものです。
私は患者様の人権を守るため、日本
産婦人科学会の処分とは関係なく、
最新のNGS法による流産しにくく
て着床しやすい受精卵を子宮に戻す
治療を続ける所存です。

大谷レディスクリニック
大谷徹郎

なお、今回の「処分」は大谷レディ
スクリニックでの不妊治療、体外
受精、着床前診断、特定不妊治療費
助成金などには全く影響はありません。