0001みつを ★
2017/06/26(月) 05:51:34.83ID:CAP_USER9京都、大阪、兵庫で、夫や内縁関係などにあった4人の高齢の男性に青酸化合物を飲ませたとして、殺人や強盗殺人未遂の罪に問われている70歳の女の裁判員裁判が26日から始まります。犯行を裏付ける直接的な証拠が乏しく、検察は状況証拠を積み重ねて有罪を立証する方針なのに対し、被告の弁護士は無罪を主張する見通しです。
京都府向日市の筧千佐子被告(70)は、平成19年から平成25年にかけて、京都、大阪、兵庫で、夫や内縁関係などにあった合わせて4人の高齢の男性に青酸化合物を飲ませ、このうち3人を殺害したなどとして、殺人と強盗殺人未遂の罪に問われています。
これまでの捜査で、4人のうち2人の体内から青酸化合物が検出されましたが、被告が青酸を入手した方法や、4人に飲ませた方法は特定できていません。
犯行を裏付ける直接的な証拠が乏しく、検察は、被告の自宅から廃棄されたプランターの土から微量の青酸化合物が入った袋が見つかったことなど、状況証拠を積み重ねて有罪を立証する方針です。
一方、被告の弁護士は、捜査段階で被告が自白したのは認知症の影響で、信用性はないなどとして無罪を主張し、全面的に争う見通しです。
裁判員裁判の審理は京都地方裁判所で25日から48回にわたって開かれ、判決はことし11月に言い渡される予定で、審理期間は135日と、これまでの裁判員裁判で2番目に長くなる見通しです。
6月26日 5時06分