6月26日 22時49分

中米などに生息する毒を持つアリで、今月20日に神戸港で見つかった「アカカミアリ」が、大阪・南港でも見つかっていたことがわかり、大阪府が注意を呼びかけています。

大阪府によりますと、今月17日、大阪・南港に陸揚げされたフィリピンからの貨物船のコンテナの中からアリが数匹見つかり、専門家が調べたところ、体の色や形の特徴から外来種の「アカカミアリ」とわかりました。アカカミアリは、今月20日に神戸港のコンテナ置き場でも見つかっています。

先月、神戸港に陸揚げされたコンテナの中から国内で初めて見つかった「ヒアリ」に比べて毒性は弱いとされるものの、刺されるとショック症状を引き起こすことがあるということです。

大阪府は「見慣れないアリなどを見つけても触らないでほしい」と、注意を呼びかけています。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170626/k10011031211000.html