伊弉諾神宮の地元商店街などで構成する「くにうみ神話のまちづくり実行委員会」は26日、兵庫県淡路市の同市役所を訪れ、一般社団法人「日本記念日協会」から9月23日を「国生みの日」と認定されたことを門康彦市長に報告した。

日付の語呂が「国生み」の発音に似ていることに同委員会のメンバーが気付き、昨年4月に文化庁の日本遺産に認定された《『古事記』の冒頭を飾る「国生みの島・淡路」〜古代国家を支えた海人(あま)の営み〜》のPRにもつながると考えて5月18日に申請し、6月2日に同協会から認定された。
同協会が認定した記念日としては「吹き戻しの日」(6月6日)、「お香の日」(4月18日)に次いで島内3例目。

同委員会は例年9月23日に宮崎県の高千穂神社や島根県の出雲大社の神楽を招いて「三大神話神楽祭」を同神宮で開催している。
今年は10回目の節目の年でもあり、同日に日本記念日協会の幹部らを呼んで授与式を行う計画を立てている。

報告会でメンバーは「カレンダーや手帳への記載、イベントでのPRなどさまざまなことに取り組み、『国生み』のシンボルとなる日になればうれしい」とあいさつ。
門市長は「アピールしていかないと損だ。これを機に、新しいことに挑戦していってほしい」とエールを送った。
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「国生みの日」の記念日登録を門康彦市長(左端)に報告した「くにうみ神話のまちづくり実行委員会」のメンバー=淡路市役所
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配信 2017.6.27 14:40更新
産経WEST
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