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2017/06/28(水) 13:02:13.01ID:CAP_USER9Hazardlab:2017年06月28日 10時20分
http://sp.hazardlab.jp/know/topics/detail/2/0/20885.html
http://sp.hazardlab.jp/contents/post_info/2/0/8/20885/multimediaFile-1706.jpg
ハワイ・キラウエア火山東部の海岸に新たにできた溶岩デルタ(USGS-HVO)
ハワイでは昨年末以来、キラウエア火山東部の海岸から流れ出す溶岩によって、付近に近寄れない状態が続いていたが、米地質調査所(USGS)は今月26日、冷え固まった溶岩で一変した海岸の写真を公開した。
キラウエア火山東部のカモクナ地区では、昨年の大晦日、冷え固まってできた溶岩デルタが崩落し、東京ドーム2個分の面積を失った。
それ以来、断崖の先端からは、粘度の低いサラサラした溶岩が絶え間なく流れ出し、海面に落ちて猛烈な水蒸気を発していたが、最近になってようやく流出活動も沈静化してきたという。
米地質調査所のハワイ火山観測所(HVO)が26日に公開した写真を見ると、旧海岸線の外側に、この半年間に堆積した溶岩で形成された新たなデルタ部分が出現している。
しかし、上空から撮影した熱赤外線画像を見ると、溶岩デルタの中央部分には亀裂が入り、内部は完全に冷え切っていないことがわかることから、今後再び地盤崩壊する危険性があるとして、引き続き立ち入りが規制されている。
http://sp.hazardlab.jp/contents/post_info/2/0/8/20885/delta.png
上空から見た新しくできた溶岩デルタ。熱赤外線画像では、中央に亀裂(hot crack)ができているのがわかる。
将来的に再び崩壊が起こる可能性が指摘されている(USGS-HVO)
http://sp.hazardlab.jp/contents/post_info/2/0/8/20885/yougan.png
上:流出の勢いが最も活発だった時期は、噴出口が見えないくらい水蒸気が発生していた。
下:溶岩を採取して調べる調査員。
棒のような道具ですくって、水を張ったバケツにひょいと入れる(USGS-HVO)