自動運転の試乗車で事故、営業社員・客ら不起訴
2017年06月30日 20時12分

千葉県八千代市の市道で昨年11月、自動運転機能を備えた日産自動車の試乗車を運転中に
人身事故を起こしたとして、自動車運転死傷行為処罰法違反(過失運転致傷)容疑で
書類送検された男性客(38)ら3人について、千葉地検は30日、不起訴とした。

理由は明らかにしていない。事故を巡っては、男性客に誤った指示をしたとして、
同社販売店の営業社員(28)と店長(46)も業務上過失傷害容疑で書類送検されていた。

YOMIURI ONLINE
http://www.yomiuri.co.jp/national/20170630-OYT1T50134.html


千葉県警によると、営業社員男性は昨年11月27日午後4時50分ごろ、
新型車の試乗に来たトラック運転手男性の助手席に同乗。
八千代市内の市道で、アクセルやブレーキ、車線保持などの運転を支援するクルーズコントロール機能が
危険を検知して自動停止すると誤った認識のまま、運転手男性に「本来はここでブレーキですが、
踏むのを我慢してください」と指示。男性はブレーキを踏まず、信号待ちしていた乗用車に衝突。
乗っていた30代の夫婦に全治2週間のけがを負わせたとされる。

県警は「対向車の前照灯など道路環境や天候が重なり、自動ブレーキが作動しないまま追突した」と結論づけ、
4月14日に3人を書類送検していた。同社のマニュアルでは、夜間・降雨時の試乗、
一般道でのクルーズコントロール機能の使用を禁じていた。

(全文はソースで)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170701-00010000-chibatopi-l12