「うどんの日」 1000食分ふるまう 高松
7月2日 13時17分

香川県のさぬきうどんの組合が「うどんの日」と定める2日、
高松市で冷たいうどんが無料でふるまわれ、暑さをしのごうという多くの人が列を作りました。

「うどんの日」は、田植えが終わる毎年7月2日ごろ、労をねぎらってうどんを食べた風習にちなんで、
香川県内のうどん店などで作る組合が定めています。
2日は、高松市中心部の神社に組合の関係者が集まり、うどんを奉納する「献麺式」が行われました。

かみしも姿の組合の代表5人がことし収穫した小麦で打ったうどんのほか、
だしの材料となるいりこやしょうゆなどを神前に奉納し、収穫に感謝しました。
このあと、市内の商店街で、香川県がうどん用に開発した小麦、「さぬきの夢」で作った
冷たいぶっかけうどん、1000食分が無料でふるまわれ、多くの人が列を作りました。

2日の高松市は午前中から気温が32度を超える暑さとなり、
訪れた人たちが氷水でしめた麺にすだちを搾り、おいしそうに味わっていました。

家族で訪れた男性は、「暑さが和らいでとてもおいしいです」と話していました。
組合の大峯茂樹理事長は、「ことしは小麦の出来がよく、味も香りもいいうどんができた。
全国の人たちにもぜひ味わってもらいたい」と話していました。

NHK NEWSWEB
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170702/k10011038211000.html