伊勢神宮(三重県伊勢市)は3日、神職を束ねる現場トップの大宮司に、旧皇族・小松宮家出身の小松揮世久氏(67)が就任したと発表した。
天皇、皇后両陛下の長女で、祭主を務める黒田清子さん(48)の下で神事をつかさどる。

小松さんは東京都出身。三菱銀行(現三菱東京UFJ銀)のカナダ・バンクーバー支店長や金沢支社長などを経て、11年6月から今年6月まで旧皇族や旧華族らの親睦団体「霞会館」の理事を務めた。
2013年の第62回式年遷宮を大宮司として取り仕切った鷹司尚武氏(72)は退任した。

配信 2017年7月3日 19時52分
中日新聞
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