前年より30万8084人減少 68年の調査開始以来最大

総務省は5日、住民基本台帳に基づく人口動態調査(1月1日現在)を発表した。
国内の日本人の人口は8年連続で減少し、前年より30万8084人少ない1億2558万3658人(前年比0.24%減)

減少数は1968年の調査開始以来最大になった。外国人住民は14万8959人増の232万3428人。
外国人を含む人口の総計は1億2709万7086人(前年比0.12%減)だった。

日本人の出生数は過去最少の98万1202人で、初めて100万人を切った。死亡者数から出生数を引いた「自然減」は過去最大の32万8313人になった。

都道府県別の日本人人口で前年から増加したのは、東京、神奈川、埼玉、千葉、愛知、沖縄の6都県。
増加数のトップは東京都の7万7400人増で、首都圏への一極集中が進んでいる。
減少数は北海道の3万3593人が最大。減少率が最も大きかったのは秋田県で、1.34%減だった。【松倉佑輔】

配信 2017年7月5日 17時00分
毎日新聞
http://mainichi.jp/articles/20170705/k00/00e/040/236000c