強い毒性を持つ南米原産の「ヒアリ」が神戸港などで見つかった問題で、ヒアリの分布地域である中国との定期コンテナ航路を持つ道内6港(苫小牧、室蘭、小樽、釧路、石狩湾新、函館)の港湾管理者は5日、
コンテナ置き場を調査するなどの対応に追われた。開発局によると、5日夕時点でヒアリは確認されていない。

専門家は「ヒアリは寒い北海道での繁殖は難しいが、全国に拡散しないよう早期発見と駆除などの対策が必要」と指摘する。

石狩湾新港では5日、港を管理する石狩湾新港管理組合の職員4人が約6万平方メートルのコンテナ置き場を見回った。
今後も、コンテナを扱う作業員が目撃した際は速やかに通報するよう呼びかける一方、殺虫剤入りの餌の設置を検討する。

配信 07/06 07:00
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