自衛隊が九州北部を襲った豪雨の行方不明者らの捜索救助にあたっていた6日昼、稲田朋美防衛相が「政務」を理由に約1時間、東京・防衛省を不在にする一幕があった。
大臣、副大臣、政務官の政務三役全員がいなかった格好で、省内からは「隊員が必死で活動しており、士気にかかわる」という声も上がっている。

 稲田氏が防衛省を離れたのは6日午前11時50分。午後0時半過ぎに小林鷹之政務官が登庁するまでの約40分間、政務三役がいない状態になった。
稲田氏は午後1時に再び登庁する際、記者団から「政務とは何か」「政務三役不在で救援指揮に問題はないのか」などと問われたが、無言でエレベーターに乗り込んだ。

 「政務」は、後援者との会合や選挙応援など政治家としての活動。閣僚としての業務である「公務」とは区別される。稲田氏はもともと、この日午後から夕方にかけて政務のため省外に出る予定だった。


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