>土砂やスギの木が流れ出たようだ

天然林の杉やヒノキの木は点在し、太く曲がって葉を広げて育つが、
(収益事業として)植林される人工林は「真っ直ぐ伸びるように」
わざと密植させて育てて製材向けにする。
成長に従いわざわざ何度も間伐(間引き)が必要になるのはこのため。

この結果、近年の手入れ不良も加わりモヤシ林と呼ばれる土砂災害に弱い林が
誕生し、大雨時には一気に表面が流亡しはげ山となり、鉄砲水に倒木が加わり
破壊力が増し移動障害物となり下流域により甚大な被害をもたらす。

これらは植林事業者による収益目的の身勝手な栽培法によるものである。
原発事故事業者と違い、この事業者たちは公金で治山植林させることが
あっても一切の災害責任を負わずに逃げている。