会談の冒頭、握手する安倍首相(左)と中国の習近平国家主席(8日午前、ドイツ・ハンブルクで)
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【ハンブルク=福田麻衣、東慶一郎】8日の日中首脳会談では、安倍首相が中国の巨大経済圏構想「一帯一路」への協力を表明するなど、習近平シージンピン国家主席に秋波を送り、習氏も関係改善に前向きな姿勢を示した。
日本政府は首脳間の対話を重ねることで、関係改善基調を確かなものにしたい考えだが、日中間には沖縄県・尖閣諸島をめぐる問題など対立解消が一筋縄ではいかない懸案も山積している。

「上野動物園で生まれたパンダも元気に育っている。来年の日中平和友好条約40周年、さらにその先を見据えて関係改善の勢いをさらに大きく育てていきたい」
首相は会談の冒頭、こう切り出し、関係改善に強い意欲を示した。

習氏肝いりの「一帯一路」への協力を直接伝え、相互訪問の実現を呼びかけたのもその表れだ。

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日中間の懸案と首脳会談での主なやり取り
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配信 2017年07月09日 12時40分
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