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［６日　ロイター］ - 米衛星放送大手ディッシュ・ネットワーク(DISH.O)のチャーリー・アーゲン最高経営責任者（ＣＥＯ）と米ネット通販大手アマゾン・ドット・コム(AMZN.O)のジェフ・ベゾスＣＥＯが、ワイヤレス事業の提携を巡って協議したことが６日明らかになった。

米紙ウォールストリート・ジャーナル（ＷＳＪ）が事情に詳しい関係者の話として伝えた。

ＷＳＪによると、アマゾンはディッシュが進めている「インターネット・オブ・シングス（ＩｏＴ）」に軸足を置くネットワーク構築の取り組みに、資金を提供する可能性がある。その見返りにアマゾンは、プライム会員に若干の追加料金を支払うオプションとしてコネクティビティや電話プランを提供することが可能になる見通し。

提携の一環として、ディッシュが保有する周波数帯でアマゾンがプライムビデオを放送する可能性もあるという。

ただＷＳＪは、アマゾンがディッシュを買収する公算は極めて小さいと付け加えた。この件についてディッシュはコメントしなかった。アマゾンは取材に応じていない。

６日の株式市場ではディッシュが１．０％高、アマゾンが０．６％安で取引を終了した。

2017年 7月 7日 6:39 PM JST