【浜松4人殺傷事件】トラブルから休職…「家族に知られるくらいなら一緒に死んでもらおう」 被告の長男初公判(1/2ページ) - 産経ニュース
http://www.sankei.com/affairs/news/170712/afr1707120010-n1.html
2017.7.12 10:45

 浜松市北区の住宅で昨年4月22日未明に一家4人を殺傷したとして、殺人と殺人未遂の罪に問われた長男で無職の池谷佳峰被告の裁判員裁判初公判。検察側は冒頭陳述で、池谷被告が仕事上の悩みを苦に家族を殺して自分も死のうと考え、仕事中の両親に帰宅時間を電話で確認した上で、自宅で寝ていた祖母と姉をまず殺害し、両親を待ち伏せしていたことなどを明らかにした。

 検察側によると、池谷被告は昨年3月ごろ、勤めていた磐田市の自動車部品製造会社で同僚が作業手順を守っていないことを上司に報告。これをきっかけに、同僚らから悪口を言われていると感じるようになり、4月13日と15日に上司に退職を申し出た。

 しかし、退職を認めてもらえず、18日に休職となったことから、会社でのトラブルを家族に知られるくらいなら家族にも一緒に死んでもらおうと考えるようになり、20日にインターネットで刃渡り23センチのサバイバルナイフを購入。犯行前日の21日に自宅で父親の久勝さんと鉢合わせをした際に驚いた顔をされたことから、会社の上司が久勝さんに自身の悪口を伝えたと思い込み、職場の現状を家族に知られる前に殺害に踏み切ろうと犯行への決意を固めた。

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