0001みつを ★
2017/07/12(水) 17:54:55.09ID:CAP_USER9避難生活が始まって1週間が経過し、体力の低下などで避難所での感染症の流行が懸念されることから、被災した地域では医師や保健師が巡回するなどして対応にあたっています。
このうち福岡県朝倉市では医師や保健師15人ほどが市内10か所の避難所を巡回していて、住民の血圧を測ったり発熱など感染症が疑われる症状が出ていないかを聞き取ったりして体調の変化の把握に努めています。
また、感染源になり得るトイレなどの衛生環境の確認やマスクや消毒液などの補充も行っていて、せきなどによる飛まつや接触による感染が広がらないよう対策をとっています。
一方、熊本地震の際は、避難所で、炊き出しのおにぎりが原因の集団食中毒が起きていて、支援を行うボランティアにも、感染症発生の予防に向けた取り組みが求められています。
このうち、11日朝倉市の避難所でラーメンの無料提供を行った福岡市のラーメン店では、細菌の増殖を防ぐためスープや具材を凍らせたり冷蔵したりして現地に持ち運ぶ工夫をしていました。
避難所での感染予防について感染症の問題に詳しい東北大学の賀来満夫教授は「避難所の住民も外から支援に入る人たちも、手洗い・うがいといった基本的な対策を徹底し、周囲に感染を広げないようにしてほしい。また、避難所では、食欲や元気がないなど、いつもと違う様子が見られたらすぐに医師に診てもらうことが大切だ」と指摘しています。
7月12日 17時32分