水産庁の西海区水産研究所が「以西底魚資源調査研究報告」
日本漁船が東シナ海に進出したのは、1908年に英国から汽船トロールという効率的な技術が導入されてからです。
東シナ海の魚にとっては幸運なことに、1941年(昭和16年)に太平洋戦争が始まると、漁船は軍に徴用され、東シナ海
の漁獲はほぼ停止しました。戦争が終わって、再び漁業が開始されると、水産資源はかなり回復をしていたのです。
しかし、戦後も同じことを繰り返しました。1947年に本格的に漁業が再開されたのですが、
翌年には資源の減少が顕著になりました。西海区水産研究所のレポートは次のように警鐘をならしています。

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日本の乱獲史