13日午前6時ごろ、五島市三井楽町嵯峨島沖で漁をしていた男性漁業者(35)が
タコに右手首をかまれ、その後、呼吸困難になり病院へ搬送された。
市水産課によるとタコは捕獲できておらず、猛毒を持つヒョウモンダコの可能性があるとして注意を促している。

同課によると、網を引き揚げていた際にかまれたらしい。
ヒョウモンダコの唾液はフグと同じ神経毒テトロドトキシンを含み、
人がかまれると呼吸困難や心停止を引き起こし、最悪の場合、死に至ることもある。

体長は約10センチ程度。
刺激を受けると青いリング模様が全身に現れるのが特徴で、浅い岩場や小石交じりの海底に生息するという。

同課は「見つけた場合は絶対に触らず、日時と場所の情報提供を」と呼び掛けている。

以下ソース:長崎新聞 2017年7月14日
http://www.nagasaki-np.co.jp/news/kennaitopix/2017/07/14092020051887.shtml