http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170716/k10011060671000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_005

岸田外務大臣は16日からニューヨークを訪れ、貧困の解消などを目指して国連が定めた持続可能な開発目標に関する会合に出席し、民間や地方自治体とも協力して発展途上国への支援に力を入れる日本の取り組みをアピールすることにしています。
岸田外務大臣は、16日から4日間の日程でアメリカ・ニューヨークを訪れ、日本時間の18日、国連本部で開かれる会合に出席する予定です。

会合では、国連が貧困や格差の解消などを目指しておととし定めた「SDGs」=持続可能な開発目標の取り組み状況などについて、およそ40か国の閣僚級の出席者が意見を交わすことになっています。

この中で岸田大臣は、目標の達成に向けて、民間や地方自治体とも協力して発展途上国への支援に力を入れる日本の取り組みや、若い世代に焦点を当てた政策を重視する姿勢をアピールしたい考えです。

また、岸田大臣は、会合に合わせて、政府が各国の関係者を招いて開くレセプションに、「PPAP」の曲で知られるピコ太郎さんとともに出席し、持続可能な開発に向けて、各国との連携強化を図りたいとしています。

このほか、岸田大臣は、国連のグテーレス事務総長との会談を調整していて、核・ミサイル開発を加速させる北朝鮮への対応をめぐり意見を交わすほか、核軍縮・不拡散に向けた日本の立場を伝えることにしています。

7月16日 4時38分