“お好み焼き用”キャベツ開発

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/hiroshima/4005080091.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

キャベツの糖度が下がる夏でもおいしいお好み焼きを提供しようと、
広島市の食品メーカーなどが新しい品種のキャベツを開発しました。

新しい品種のキャベツは、広島市の食品メーカー「オタフクソース」が静岡市の種苗メーカーと共同で開発し、
夏でもおいしいお好み焼きに仕上がるという意味で「なつおこ」と名付けられました。

18日は広島市でお好み焼きの試食会が開かれ、飲食店の関係者などが集まりました。
キャベツは夏になると糖度が下がり、苦みが出やすいということで、お好み焼き店では
蒸し時間を長くしたり、玉ねぎや天かすを入れたりして工夫を重ねてきました。

新しい品種は、広島で栽培されているほかの品種と比べて夏でも糖度が高いのが特徴で、
玉が大きく、芯も小さいため、キャベツをたっぷり使う広島のお好み焼きに適しているということです。

現在は広島県内の4か所で試験栽培が行われていて、今後、全国のお好み焼き店などに
無料で配って普及を進めるとともに、生産者を増やしていきたいとしています。

「オタフクソース」の取締役で研究室室長の吉田充史さんは
「甘くておいしく、苦みも少ないキャベツをお好み焼きにぜひ使っていただきたい」
と話していました。

07/18 21:14