ドイツのメルケル首相はこのほど、テレビのインタビューで、
移民の受け入れ人数を制限することはないとの方針を示しました。

メルケル首相は、受け入れ人数の上限設定について、「未来の向かうところではない」と強調し、
「移民数の急激な増加は、関連政策の制定や措置を講じることで抑える」と述べました。

一方で、この意見は首相が率いるキリスト教民主同盟(CDU)の
姉妹政党であるキリスト教社会同盟(CSU)と対立しています。
CSUは「毎年受け入れる移民の数に上限を設けないのであれば、
メルケル首相の再任を支持しない」と表明しています。

http://japanese.cri.cn/2021/2017/07/18/147s263377.htm