0001記憶たどり。 ★
2017/07/20(木) 12:51:39.91ID:CAP_USER9猛暑が続く中、調味料メーカーが早くも秋冬向け鍋つゆ新商品のPRに乗り出している。
今年は国産野菜だしや豆乳をたっぷり使った、400円を超える高単価商品が主流だ。
新たな食材と組み合わせたアレンジ鍋の提案や、小人数家族向けに容量を減らすなど
工夫で需要の獲得を狙う。
ミツカン(愛知県半田市)は、素材にこだわった新ブランドの鍋つゆ「ナベ ザ プレミアム」
(750グラム、486円)を、来月3日から販売する。「濃旨(こいうま)キムチ」と
「焙煎(ばいせん)ごま豆乳」の2種類。みそ、豆乳は国産を使用。従来品と比べて
みそは3倍、練りごまと豆乳は5倍と豊富に使うことで濃厚な風味を追求した。
「鍋つゆ市場は400円以上の高価格帯が伸びており、品ぞろえを強化した。
今期売り上げは前年比2桁増を狙う」と同社。また「鍋で一日分の野菜を摂(と)ろう!」と
うたい、トマト、カボチャ、ブロッコリー、カブといった鍋には珍しい野菜を用いたレシピ提案も行う。
「健康」「国産」をうたう新ブランドを立ち上げたのは、調味料メーカーのダイショー
(東京都墨田区)。来月1日発売の「ごくベジ 野菜豆乳鍋スープ」(600グラム、432円)は、
豆乳をベースにジャガイモやタマネギ、ショウガ、ニガウリ(ゴーヤー)など10種類の
国産野菜から取っただしを使用。健康意識の強い50代以上をターゲットに
「化学調味料を使わない、優しい味に仕上げた」と同社。価格は従来品よりやや高めで、
量目は2、3人向けに減らした。
味の素(東京都中央区)は、固形式つゆの素「鍋キューブ 10種の野菜だし鍋」
(72グラム、410円)を来月7日から販売開始する。コンソメ仕立てで、キャベツ、ニンジン、
タマネギなど10種類の野菜から、うま味のエキスを抽出し、こくを深めた。
「昨年、鍋つゆ市場は野菜高騰で苦戦したが、手軽な商品の需要は底堅く、中長期的には
有望な分野」(同社)と期待する。