0001みつを ★
2017/07/20(木) 22:51:37.62ID:CAP_USER9昭和41年に今の静岡市清水区で一家4人が殺害された事件で、袴田巌さんの再審・裁判のやり直しが認められる決め手となったDNA鑑定をめぐって、東京高等裁判所は、鑑定を行った専門家と、それを検証する実験を行った専門家をことし9月に呼んで質問することを決めました。
昭和41年に今の静岡市清水区で一家4人が殺害された事件で、死刑が確定していた袴田巌さん(81)について、3年前、静岡地方裁判所は、犯人のものとされる衣類に残された血痕のDNAの型が袴田さんと一致しなかったという弁護側の専門家の鑑定などをもとに、再審を認める決定を出しました。
これに対して検察は鑑定手法を検証するよう求め、東京高等裁判所から依頼を受けた別の法医学の専門家は、古い血痕のサンプルをもとに同じ手法を試した結果、DNAを抽出できなかったとする報告を提出しています。
弁護団によりますと、東京高裁は、DNA鑑定が信用できるか判断するために、2人の専門家を9月26日と27日に裁判所に呼び、質問することを決めたということです。
質問は非公開の法廷で行われますが、袴田さんの姉のひで子さんは立ち会うことができる見通しだということです。
袴田さんの弁護団は、DNA鑑定は信用できると主張していて、西嶋勝彦弁護団長は「専門家への質問で最終的な決着をつけたい」と話しています。
7月20日 20時26分