0001みつを ★
2017/07/21(金) 00:08:13.79ID:CAP_USER9今月17日、青森県内の一部の地域に発表するべきだった洪水警報を気象台が出していなかったことがわかりました。担当の予報官がデータを見落としたことが原因だということで、気象台は再発防止に努めるとしています。
今月17日、上空の寒気の影響で青森県内は大気の状態が不安定になり、青森地方気象台は青森県の三八地域で1時間に50ミリの非常に激しい雨が降るおそれがあるとして、午後3時前、青森県階上町に大雨警報と洪水注意報を発表しました。
その後、午後3時すぎに、洪水注意報を洪水警報に引き上げる必要があったということですが、実際には引き上げず、洪水警報を発表していなかったことを20日、気象台が明らかにしました。
気象台によりますと、今月17日の午後4時半ごろ、担当の予報官が気象データを確認した際に気付いたということですが、すでに雨が弱まっていたため、洪水警報は発表しなかったということです。
原因について気象台は「洪水警報は川の上流で降った雨が下流にどれくらい流れるかを示す『流域雨量指数』が基準に達した場合に発表するが、担当の予報官が基準に達していたのを見落としてしまった」と説明しています。
階上町によりますと、今月17日の雨ではけが人や家屋の浸水などの被害は確認されていませんが、町の防災担当者は「警報は的確に運用してほしい」と話しています。
青森地方気象台の岩井弘樹観測予報管理官は「階上町の住民の皆様や防災機関の関係者にご迷惑をおかけしたことを謝罪します。再発防止に努めていきます」と話しています。
7月20日 20時08分