http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170720/k10011066851000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_021

日ロ両政府が先に合意した8項目の経済協力プランの一つ「健康寿命」をテーマに、日ロ双方の大学が今後の協力の進め方を話し合う会議が神奈川県内で開かれ、医学だけでなく社会科学や工学など幅広い分野で協力を進めていくことを確認しました。
日ロ両政府は去年12月の首脳会談で、8項目にわたる経済協力プランを推進していくことで合意し、政府だけでなく、民間も含めて具体化に向けた取り組みが進められています。

こうした中、経済協力プランの一つ「健康寿命」をテーマに、20日、東海大学とロシア・ウラジオストクにある極東連邦大学の関係者が、神奈川県平塚市の東海大学のキャンパスで会議を開き、今後の協力の進め方を議論しました。

この中で、東海大学の山田清志学長は「健康寿命を延ばすには、医療だけではなく、工学や社会科学などさまざまな分野からのアプローチが必要だ」と指摘し、両大学は、今後医学だけでなく、幅広い学術分野で研究協力や人材交流を進めていくことを確認しました。

会議のあと、山田学長は記者団に対し「両国間の経済協力関係の発展のためには人材育成がいちばん重要であり、ほかの大学にも取り組みを広げていくことが必要だ」と話していました。

7月20日 20時12分

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170720/K10011066851_1707202010_1707202016_01_02.jpg