0001みつを ★
2017/07/21(金) 01:04:42.64ID:CAP_USER9ヨーロッパ中央銀行は単一通貨ユーロの金融政策を決める理事会を開き、物価の上昇傾向は続いているものの力強くはないとして、各国の国債などを買い入れて市場に大量の資金を供給する量的緩和などの政策を維持することを決めました。
ヨーロッパ中央銀行は20日、単一通貨ユーロの金融政策を決める理事会をドイツのフランクフルトにある本部で開きました。
その結果、主要な政策金利を0%に、金融機関から資金を預かる際の金利をマイナス0.4%にそれぞれ据え置いたほか、各国の国債などを1か月当たり600億ユーロまで買い入れ、市場に大量の資金を供給する量的緩和の規模を維持することを決めました。
ヨーロッパ中央銀行のドラギ総裁は先月の理事会のあとの記者会見で、政策金利のさらなる引き下げは必要ないという認識を示し、市場では金融緩和の縮小にかじを切るのではないかという見方が広がっていました。
ただ、今回の理事会では物価の上昇傾向は続いているものの力強くはなく、動向を見極める必要があるとして、今の政策を維持する結果となり、金融緩和の縮小に向けた議論は、ことし9月に予定される次の理事会以降に持ち越されることになりました。
7月20日 21時20分