http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170721/k10011068081000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_010

台湾の人に駅弁のよさをアピールして日本への観光客誘致につなげようと、日本の鉄道会社が、21日から台北で開かれているイベントで駅弁や鉄道グッズなどを販売し、大勢の人でにぎわっています。
台北では食をテーマにした展示会が21日から始まり、台湾や日本、それにスイスなどの駅弁や鉄道グッズを販売するイベントが開かれ、大勢の人でにぎわっています。

このうち日本からは鉄道会社10社が出店していて、ことし初めて参加した島根県の一畑電車のブースでは、すき焼きや天ぷらなどが入った限定販売の弁当が日本円で1000円余りで販売され、弁当が並べられると訪れた人たちが早速買い求めていました。

一畑電車の限定駅弁を購入した会社員の男性は「あまり知らない鉄道会社の駅弁を買ってみた。おいしかったら、今度日本に行くとき、駅弁を食べ歩きしてみたい」と話していました。

台湾から日本を訪れる人は、毎月30万人〜40万人に上ります。地元での利用者が減っている日本の鉄道会社は、台湾の観光客のさらなる誘致を目指していて、一畑電車の担当者は「台湾からの観光客の数は右肩あがりで増えている。市場としての可能性も高く、さらに来てもらえないかと期待している」と話していました。

7月21日 20時19分

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170721/K10011068081_1707211815_1707212020_01_02.jpg