0001みつを ★
2017/07/22(土) 05:46:59.28ID:CAP_USER9厚生労働省が毎年、自治体を通じて行っている高齢者虐待の調査で、介護疲れによって家族を殺害するいわゆる「介護殺人」などの死亡例が報告から漏れているケースがあることから、厚生労働省は自治体に対しこうした事例を虐待に含めて報告するよう求める通知を出し、実態を把握していくことになりました。
厚生労働省は毎年、全国の自治体を通じて高齢者虐待の件数をまとめていて、平成２７年度の調査では、家族や親族から虐待を受けて死亡した高齢者は全国で２０人と公表していました。
しかし厚生労働省によりますと、介護の疲れで家族を殺害したり心中したりするいわゆる「介護殺人」や、介護を放棄したことによる死亡例については、事件の前に自治体に通報や相談がなく、虐待として認識していなかったなどの理由で報告から漏れるケースがあるということです。
厚生労働省はこうした死亡例も身体的な虐待に当たるとして、２１日、全国の自治体に対し報告に含めるよう求める通知を出し、実態を把握していくことになりました。
これについて日本高齢者虐待防止学会の事務局長を務める日本大学文理学部の山田祐子教授は、「国がこれまで把握してきた虐待件数は氷山の一角で、早急に実態を把握し対策を打ち出すべきだ」と話しています。
7月22日 4時55分
