自転車で警官はねた少年の初公判

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/kochi/8015276411.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

おととし8月、高知市でライトを付けずに自転車に乗っていて、停止を求めた警察官に衝突し
死亡させたとして、傷害致死の罪などに問われている19歳の少年の裁判が、始まりました。
少年は、
「被害者に衝突するとは思っていなかった」
と起訴された内容を否認しました。

当時、高知市の高校3年生だった19歳の少年は、おととし8月、高知市の歩道で、
ライトを付けずに自転車に乗っていた際に停止を求めた高知南警察署の警察官、
川村直史さん(25)に衝突し、その後、死亡させたとして、傷害致死と
公務執行妨害の罪に問われています。

少年に対する裁判員裁判の初公判が開かれ、少年は、
「スペースがあったので衝突しないと思った」
と起訴された内容を否認しました。
検察は冒頭陳述で
「ライトを付けずに自転車に乗っていた被告は、パトカーに停止を求められたが
タバコを持っているのが見つかると大学進学に影響すると考えて逃走した。
進路の前方に警察官がいるのを認識していたにも関わらず、突破しようと自転車を加速して衝突させた」
と事件のいきさつを明らかにしました。
その上で、
「警察官がいることを知った後も時速43キロのスピードで走行し、
衝突の危険性が高い行為だと認識していた」
と指摘しました。

一方、弁護側は、
「十分なスペースがあり、通り抜けるられると思っていたので、
衝突の危険性が高いとは認識していなかった」
と主張しました。

次の裁判は、今月24日に行われます。

07/21 17:51