島根大は21日、同大生物資源科学部本庄総合農場(松江市上本庄町)で生産した販売済みの瓶詰ジャム1個からカビが見つかったと発表した。

 同学部によると、15日に学外のイベントで「ゆずジャム」(190グラム入り)を購入した客から「蓋がゆるみ、カビが生えていた」と連絡があった。大学側が確認したところ、ジャムの表面1か所に直径2ミリ程度の青カビ、蓋の内側には黒いカビが生えていた。昨年12月に製造されていた。

 瓶詰めや消毒などは手作業で行っているが、原因は不明で調査中という。2016、17年度に4種類計約1万4000個を生産しており、賞味期限は2年。同大は学内の生協や売店、道の駅本庄などへ納入済みのジャムの回収を始めた。問い合わせは同農場

http://yomiuri.co.jp/national/20170722-OYT1T50048.html