0001ばーど ★
2017/07/22(土) 16:32:33.92ID:CAP_USER9全市町村教委が足並みをそろえる初めての取り組み。休み方の運用実態は教委ごとに差があるものの、行事や部活動を一斉に取りやめる期間を設ける趣旨で、教職員や児童生徒の休暇増につなげる。
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■お盆から5日間中心、行事設けず
県や市町村教委によると、実施期間は8月14〜18日の5日間が中心で、教委ごとに2〜5日間、閉庁日を設ける。県教委がお盆休み期間中、学校行事を設定しないよう提案していることも取り組みを後押しした。
昨年度、県内の市町村教育長が集まる会議で、夏休み中の閉庁日が話題になり、導入への機運が高まった。昨夏は県内30市町村程度が実施したが、今夏は全35市町村に拡大することになった。
昨年8月に3日間実施した沼田は、業務上の問題もなく、教職員から好評だったため、今年は14〜18日の5日間に増やし、原則として市内全小中学校の教職員が休むようにする。
同様に休む館林は、緊急時は市教委学校教育課が窓口となり保護者や生徒からの連絡を受け付ける。今月4日、保護者宛てに通知を配布した。
同課は「これまで特別休暇取得や有給消化を促してきたが、なかなか進まなかった」としている。安中は8月14、15両日を閉庁日とし、週末などと合わせて5連休となるようにした。
以前から導入していた前橋は今年、8月12〜18日を閉庁日とする。昨年の5日間から7日間に拡大した。高崎市教委は、部活などの行事予定を入れないことで教職員が休みやすい環境づくりに取り組む。
県教委は「県内各教委などでつくる協議会を通じ、多忙化解消をさらに推し進めたい」としている。県立高校では閉庁日の設定はない。
県教委が6月に公表した県内の教員を対象にした平日の時間外業務などに関する調査では、
平日に4時間以上、時間外業務をしている割合が小学校で13.9%、中学校27.0%、高校17.0%に上り、これらの教員は換算すると月80時間超が目安の「過労死ライン」を超えるなど多忙な実態が明らかになった。
配信日 2017年7月22日(土) AM 06:00
上毛新聞社
http://www.jomo-news.co.jp/ns/6815006547268946/news.html