7月22日 17時48分

民進党の蓮舫代表は記者団に対し、PKO部隊の日報を陸上自衛隊が保管していた問題をめぐり、稲田防衛大臣の言動は不安定で任に値しないとしたうえで、来週、衆・参両院で開かれる予算委員会でこの問題に対する稲田大臣の関与の有無などを追及する考えを示しました。

蓮舫代表は徳島県阿波市で記者団に対し、破棄したとされたPKO部隊の日報を陸上自衛隊が保管していた問題について、「決定的な問題はシビリアンコントロールだ。稲田防衛大臣は防衛省内を二分しているかのような不安定な言動を続けており、大臣の任に値しない」と批判しました。

そのうえで、蓮舫氏は「『加計学園』と『森友学園』、日報問題は記録と大臣の発言の不安定さが共通している。稲田大臣には何が事実で、何がうそなのか、聞かせてもらう」と述べ、来週、衆・参両院で開かれる予算委員会で、この問題に対する稲田大臣の関与の有無などを追及する考えを示しました。

また、蓮舫氏は防衛省の特別防衛監察について「特別防衛監察では大臣は協力はするが、調査や処罰の対象ではない。第三者の外部による調査に切り替えるべきだ」と指摘しました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170722/k10011069441000.html