26日午前8時ごろ、名古屋市内を流れる堀川で、熱田区から港区にかけての約4キロにわたって魚計約5千匹が死んでいるのが見つかった。
川の水から有害物質は検出されておらず、市は最近の大雨による流水で川底のヘドロが巻き上がり、水中の酸素が不足したことが要因とみている。

市によると、死んでいたのは体長15〜25センチのコノシロと40〜50センチのボラ。死後数日が経過しているとみられ、名古屋港管理組合が死骸を回収している。
川の近くに住む小学6年の深美凜斗君(11)は「いつもヘドロの臭いがするが、今日は激臭で驚いた。川が汚いことも影響したのではないか」と話した。

名古屋市では7月、大雨警報が3日発令されるなど激しい雨が相次いだ。近くの中川運河でも5月、コノシロ4千匹が死んでいるのが見つかった。

配信 2017.7.27 17:30更新
産経WEST
http://www.sankei.com/west/news/170727/wst1707270092-n1.html