https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170728-00000024-kyt-soci
 京都大は28日、2015年10月にキャンパス内の建物をバリケード封鎖し講義を妨害したなどとして、学生と大学院生の計4人を退学処分にしたと発表した。処分は25日付。
 京大によると、工学部4年の2人と薬学部4年、地球環境学舎修士課程2年の各1人。バリケード封鎖に関与したとして、いずれの学生も昨年7月に無期停学処分になっていた。その後、復学に向けた大学の面談にもほとんど応じず、ビラを配ったり職員を中傷したりしたため退学処分にしたという。
 会見した京大の川添信介理事は「大学の根幹をなす教育研究を妨害する行為をしながら反省せず、学内のルールを順守しないことは絶対に容認できない」と話した。
 バリケード封鎖に関しては、中核派の活動家ら計6人が京都府警に逮捕され、不起訴処分(起訴猶予)となっている。