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2017/07/29(土) 04:24:37.23ID:CAP_USER9[パリ 28日 ロイター] - フランスの自動車大手ルノー(RENA.PA)が28日発表した上期決算は、ロシアでの「ラーダ」販売や提携する日産自動車(7201.T)の業績好調が寄与し、過去最高売上高および過去最高益を記録した。
ただ一部市場での販売価格下落により、利益率の上昇には歯止めがかかった。
ルノーの株価は朝方の欧州市場で約6%下落。納入台数が10.4%増加したものの、製造部門営業利益率が4.8%と、0.1ポイントの上昇にとどまったことが嫌気されている。
27日に発表された国内のライバル社PSAグループ(PEUP.PA)の上期決算は、主力の自動車部門の営業利益率が過去最高の7.3%に上昇していた。
ソシエテ・ジェネラルのアナリスト、スティーブン・リートマン氏は「中核の自動車部門の利益率は前年比で小幅上昇したものの、一部の指標はなお若干下回っている」と指摘した。
カルロス・ゴーン最高経営責任者(CEO)は28日に発表した同社の声明で、ルノーの上期の業績は「次の戦略計画の実施に向けたしっかりとした土台になる」と表明した。
ロシアのアフトワズ部門を含むグループ売上高は17%増の295億ユーロ(345億ドル)。営業利益は18億2000万ユーロに増加した。グループの利益率は0.1%上昇の6.2%。
全体の営業利益はアナリスト予想と一致したものの、自動車部門の売上高は270億ユーロで、予想を約5億ユーロ下回った。
クロティルドゥ・デルボス最高財務責任者(CFO)は、韓国を中心に「一部の国で価格(押し下げ)圧力が見られた」と述べた。
純利益は58%増の23億8000万ユーロ。日産の寄与分が72%増の12億9000万ユーロだった。
2017年 7月 28日 7:22 PM JST