0001みつを ★
2017/07/30(日) 05:26:52.09ID:CAP_USER9政府による司法への介入を可能にする法律の整備を進めるポーランドに対し、EU=ヨーロッパ連合は司法の独立を損なうなどとして、制裁金を科すための手続きを開始し、今後のポーランド政府の対応が注目されます。
ポーランドでは最高裁判所の判事の人事権を法相が握り、政府による司法への介入を可能にすることや、男性と女性の裁判官で定年となる年齢が異なるなどの内容を含んだ法律の整備が進められてきました。
これに対し、EUは司法の独立を損ない差別的だなどとして是正を強く求めていますが、ポーランド政府がこのうち裁判官の定年に関する法律を正式に公布したことから、EUは29日、制裁金を科すための手続きを開始したと発表しました。
EUはポーランド政府に対して送った書簡で、1か月以内に見解を示すよう求めていますが、ポーランド政府が期限内に回答しない場合やEUが回答を不十分だと判断し、その後、EUの裁判所も法律違反と判断した場合には、ポーランドに制裁金が科されることになります。
EUはポーランド政府が今後、さらに司法の独立を損なうような動きを進めた場合、加盟国としての議決権の停止も辞さないと強く警告していて、今後のポーランド政府の対応が注目されます。
7月30日 5時03分