【ヤンゴン共同】ミャンマーの最大都市ヤンゴンの国際空港で30日、ネットメディア「ミャンマー・ナウ」の編集長が逮捕された。地元メディアが報じた。

 編集長は、イスラム教徒排斥の言動で知られる僧侶について、記事の中で宗教的に有罪だと記述し、ネット上での中傷を禁じる電気通信法に違反したとして、数カ月前に告発されていた。警察は、告発があった中部マンダレーに移送する方針。

 アウン・サン・スー・チー国家顧問兼外相が主導する政権下では、新聞が電子版に掲載した記事などを対象に、政府や軍の高官を批判した記者らの拘束が相次いでいる。

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2017073101000995.html