7/31(月) 8:37配信

 昨年12月の大火からの復興への願いを込め、新潟県糸魚川市最大の祭り「糸魚川おまんた祭り」が29日開かれた。市民約2700人が演歌歌手、三波春夫の「おまんた囃子(ばやし)」に乗って元気に舞い踊った。

 メインの「大市民流し」は大火で両側が焼失した本町通りで展開されることから、今回は「見送り」との声もあった。だが実行委員会は「活性化に寄与したい」と祭り開催を決めた。復興への意気込みを示すかのように、本部をこれまでの糸魚川駅前から被災地の本町通りに移した。

 スタートに先立ち、米田徹市長は「糸魚川は元気です、という姿を示していこう」とあいさつ。米山隆一知事らとともに、大市民流しの先頭に立ち、がれきが撤去された被災地を囲むように、市中心部の通り約1キロを練り歩いた。【浅見茂晴】

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