日本原子力研究開発機構「大洗研究開発センター」(茨城県大洗町)の作業員の内部被ばく事故について、深刻度を8段階(レベル7〜0)で示す国際評価尺度(INES)に当てはめた場合、上から6番目の「レベル2」の基準を満たす可能性のあることが1日、関係者への取材で分かった。原子力規制委員会が2日の定例会合で、深刻度を議論して暫定評価する見通しだ。

 レベル7は「深刻な事故」で、レベル0は「尺度未満」。東京電力福島第1原発事故や、86年のチェルノブイリ原発事故は最悪のレベル7で、99年の東海村臨界事故はレベル4だった。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2017080101002148.html