千葉県内の小中学校に勤務する教諭など2人が、それぞれ教え子の女子生徒や児童にわいせつな行為をしたとして懲戒免職の処分を受けました。

千葉県教育委員会によりますと、県北西部の公立中学校に勤務する27歳の男性教諭は、ことし2月から先月にかけて、部活動で指導している女子生徒にキスなどを繰り返したということです。
教育委員会の聞き取りに対し、教諭は「恋愛感情を持ってしまった」と話しているということです。

また、県北東部の公立小学校に勤務する27歳の男性の常勤講師は、ことし6月、教材準備室で女子児童の服の上から上半身や足を触り、聞き取りに対して、「かわいい子だと思い触ってしまった」と話しているということです。

千葉県教育委員会は教諭と常勤講師をいずれも2日付けで懲戒免職に、それぞれの学校の校長を減給処分にしました。
千葉県内では、先月も県立高校の教諭が生徒にわいせつな行為をしたとして懲戒免職になっています。

千葉県教育委員会の半田徹也教育次長は記者会見で「不祥事が続きおわびします。
綱紀粛正を徹底するとともにすべての市町村の教育委員会や学校の担当者を集めて再発防止に向けた研修を行いたい」と述べました。

配信 8月2日 18時10分
NHK NEWS WEB
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