観光庁は2日、格安旅行会社「てるみくらぶ」(東京)の経営破綻を受け、旅行会社に対する経営状況の監視を強化する方針を固めた。旅行会社に、
観光庁への年1回の決算書提出を義務付けるほか、日本旅行業協会(JATA)など業界団体が各社の経営の健全性を調査する仕組みを導入する。

同日の有識者会議に制度改正案の概要を示し、おおむね了承された。改正案は、旅行会社が破綻した際に客が前払いした代金を弁済する制度の拡充などと合わせて、月内にも公表する予定。

配信 2017/8/2 17:49
共同通信
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