2017/8/4

https://www.tomamin.co.jp/fcontents/abc//original/news_block_image/04/KP10104115116960.jpg

 むかわ町汐見の丸中舛岡水産(舛岡昭社長)が新製品「ししゃも魚醤(ぎょしょう)」と「ししゃも醤油」の販売を開始した。いずれも無添加の製品で、魚醤は90ミリリットル1200円(税込み)、醤油は150ミリリットル600円(同)で1日に発売。テスト販売としてむかわ町内の四季の館、ぽぽんた市場で取り扱っており、新しいむかわの観光土産にもなりそうだ。

 舛岡社長によると、魚醤は最近、さまざまな種類があるが、シシャモの物はなかったため、以前から考えていた商品化を企画。醤油は魚醤と醤油をブレンドし、熟成させている。魚醤は「あっさりしていてあまり癖がない」と舛岡社長。シシャモの刺し身に使ってもらうことなどを想定している。製品は現在、小樽の業者に依頼しているが、量産が必要となった場合は、自社工場での生産も視野に入れる。醤油は自社工場で製造している。近く、醤油を使った「めんつゆ」の商品化も計画。「3本セットでも売り出したい」とも言う。このほか、だしに使うししゃも煮干しとむかわの海水を活用した塩、煮干しを利用した「ふりかけ」の構想もあるとする。

 創業58年の同社は近年、独自の加工調理技術を生かし、水産にこだわらず、電子レンジで温めるだけでほくほくと軟らかなかぼちゃが再現できる新感覚のスイーツ「かぼちゃSANIEI」や「冷凍とうもろこし」を製造。水産物でもカレイやシシャモ、カスベの珍味など地元の特色、風土を生かした地域性の強い加工商品の開発に力を注いでいる。

↓続きは(とまみん)
https://www.tomamin.co.jp/news/area2/11879/