産経ニュース、2017.8.5 21:12更新
http://www.sankei.com/economy/news/170805/ecn1708050021-n1.html

 大手損害保険各社が、任意の自動車保険の保険料を平成30年1月から平均2〜3%引き下げることが5日、分かった。車の安全性能が向上して事故が減り、損保各社の収益が改善していることが主な理由で、契約者に還元する。

 引き下げ率が最も大きくなりそうなのが三井住友海上火災保険とあいおいニッセイ同和損害保険で、平均約3%の引き下げを予定している。

 東京海上日動火災保険は平均2・8%下げる予定で、損害保険ジャパン日本興亜も平均2%引き下げる。損保ジャパンは契約者の年代によって引き下げ率を変えており、40代だと4〜5%引き下げられるケースもあるという。

 また、発売後約3年以内の自動ブレーキなどを搭載する「先進安全自動車」(ASV)については、各社とも9%の引き下げを実施する。