http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170806/k10011089281000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_004

5日午後、北アルプスの七倉岳で、下山途中だった兵庫県の76歳の男性が尾根から滑落して死亡しました。

5日午後2時20分ごろ、北アルプス七倉岳の七倉尾根の標高およそ1200メートルの地点で、兵庫県西宮市のパート従業員、横正了さん(76)が滑落した、と一緒にいた男性が近くの山小屋に助けを求めました。

山小屋に常駐していたパトロール隊員からの通報で警察が捜索したところ、尾根から100メートルほど下の沢沿いで横正さんを見つけ、午後4時すぎに救助しましたが、横正さんは全身を強く打っていてその後、死亡が確認されました。

警察によりますと、横正さんは友人の男性と2人で今月3日から4泊5日の日程で扇沢登山口から北アルプスを縦走する計画でしたが、七倉岳に登頂したあと計画を変更し、七倉登山口に向けて下山する途中だったということです。

警察は一緒に登山をしていた男性から話を聞くなどして当時の状況を詳しく調べています。

8月6日 1時48分