http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170807/k10011091531000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_003

気象庁の観測によりますと、山梨県大月市では、午後5時20分までの3時間に降った雨の量が215.5ミリに達し、平年の8月1か月分に匹敵する大雨が降っています。

また、山梨県が大月市賑岡町に設置した雨量計でも、午後6時までの3時間に193ミリの雨を観測しました。これまでに降った雨で土砂災害の危険性が非常に高まっているとして、山梨県大月市には「土砂災害警戒情報」が発表されています。

気象庁によりますと、70人以上が死亡した3年前の広島市の土砂災害の際は、3時間に降った雨の量が広島市三入で217.5ミリに達していました。

地盤の状況が違うため単純な比較はできませんが、気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に厳重に警戒するよう呼びかけています。
山梨県が災害対策本部を設置
台風5号の接近に伴い、山梨県は、午後6時30分に災害対策本部を設置し、市町村などと連絡を取り合いながら被害情報の収集などにあたっています。
JR中央線特急は終日運休
JR東日本八王子支社によりますと、台風5号の接近によって雨が強まっている影響で、JR中央線は山梨県内の塩山駅と四方津駅の区間で終日運転を見合わせるということです。

これに伴い、JR中央線の特急は東京駅と松本駅の間の全線で終日、運転を見合わせるということです。

8月7日 18時57分