0001ばーど ★
2017/08/08(火) 00:07:31.92ID:CAP_USER9https://cdn.mainichi.jp/vol1/2017/08/08/20170808k0000m040137000p/9.jpg?1
台風5号の接近に伴い、大荒れの天候となった立秋7日の東海地方。愛知県豊橋市内では竜巻の可能性もある突風が発生、運転中の大型トラック2台が相次いで横転したほか、走行中の車の後部座席にいた6歳男児と自宅にいた60代男女の3人が、いずれも窓ガラスを割って飛び込んできた物に当たってけがをした。
突風は午後4時半ごろ、豊橋市前芝町付近で発生し、コンビニエンスストアの窓ガラスが大破したほか、民家約30棟に被害が出た。飛ばされた屋根瓦や木材などが散乱し、猛烈な風の爪痕が残った。
近くの宮本則央さん(59)は2階の屋根がほとんど飛ばされた。当時在宅していた自分と長女、次女、孫の4人は1階にいて無事だったが、「(1階居間から)電柱の2倍くらいの高さの黒い竜巻のようなものが見えた。
こっちへ向かってきて突然、玄関のガラスが割れて家の中のドア二つが吹っ飛んだ」と、恐怖を語った。
三重県災害対策本部によると、津市の83歳女性と鈴鹿市の89歳男性が強風にあおられて転倒したほか、朝日町でも89歳男性が自宅の窓を板で覆う作業中、強風で飛んだ板が肩に直撃し、いずれも軽傷を負った。
また、松阪市と川越町の計32棟の住宅で屋根瓦が飛ぶ被害が出た。愛知県一宮市明地でも、歩いていた77歳の男性が風にあおられて転倒し、額などに軽いけがをした。
各地で交通機関が乱れ、観光施設の臨時閉園や催しの中止などの影響が広がった。
JR東海は、東海道線豊橋−大垣間や中央線名古屋−中津川間の運行本数を通常の5〜7割程度に減らしたほか、高山線や紀勢線、名松線の一部区間で終日運転を見合わせた。
中部国際空港会社によると同日午後9時現在、同空港(愛知県常滑市)を発着予定だった国内線85便、国際線31便の計116便が欠航した。
中部電力によると、暴風雨に伴う停電は東海3県で一時計約6560戸に上った。
暴風警報を受け、名古屋港水族館など名古屋市港区のガーデンふ頭の各施設と名古屋城は終日閉園に。愛知県犬山市の「木曽川うかい」は7日夜と8日昼の運航観覧が中止となり、岐阜市の「ぎふ長良川鵜飼(うかい)」、関市の「小瀬鵜飼」も中止された。
この日は愛知県豊川市で豊川空襲の犠牲者を悼む平和祈念式典が予定されていたが、1995年に始まって以来初めて中止された。午前中、約30人の市民らが献花に訪れたという。【石塚誠、田中功一】
■竜巻のよう?新幹線に接近
帰省のため東海道新幹線に乗って新大阪駅に向かっていた男性(46)は7日午後4時20分ごろ、豊橋市付近で竜巻のようなものを見たという。
「すごい勢いで近づいてきたので怖かった。いろいろなところから破片が飛び、自動車も風で動けないようだった。1〜2分、車窓から見えていた」と話していた。
配信2017年8月7日 23時19分(最終更新 8月7日 23時30分)
毎日新聞
http://mainichi.jp/articles/20170808/k00/00m/040/132000c