新潟県警新潟中央署は9日、生活安全課の30代の男性巡査部長が、捜査書類の写しを紛失したと発表した。書類には家宅捜索で押収した証拠品や容疑者の名前、住所などが記載されている。

同署によると、紛失した書類は、捜索を受けた相手に対し、押収物の一覧を記載して交付する「押収品目録交付書」の写し1枚。

巡査部長は他の署員数人と8日午前6時ごろから、わいせつ物頒布などの疑いで新潟市内の住宅を捜索。証拠品数点を押収し、巡査部長が押収品目録交付書を作成して住人に渡した。

その後複数の場所を回り、午後2時半ごろ署に戻った際、交付書の写しがないことに気付いた。写しは署の保管用だった。

配信 (2017/08/09-21:32)
時事ドットコム
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